子どもの通う幼稚園に知的障害を持ったお子さんがいます。【障害者のための就労支援B型 広島の社会福祉法人】
幼稚園では先生方はもちろん他の園児たちと分け隔てなく接していますし、お友達同士仲良く遊んでいるので初めのうちは障害に気付くこともありませんでした。
他のお友達と比べて幼い印象はありましたが、小さなうちは成長も異なるのでさほど気にならないのです。
その子の障害は身体が成長しても脳の成長は3歳児程度まででストップしてしまうそうです。
クラスの人気者に
入園してしばらくたつと子供たちもちょっと違うことに気付き始めましたが、それはいじめにかわることもなく、むしろクラスのマスコット的な存在でみんなの人気者になりました。
特におませな女の子はお姉さんになったように喜んで面倒を見ています。
幼い時からこのような環境にあると障害が特別なものでなく、自然に助け合って生活していくことができるようになるんですね。
障害者支援は地域とともに
私の地元でも地域に盲学校、聾学校、養護学校などの特別支援学校があったため、小学校時代には度々交流会が開かれていました。
そんな環境に育ったせいか、特に障害に対する偏見もなく、助けが必要な時には自然と手が出るようになりました。
障害を持つ方には支援が必要ですがそれは与えるものではありません。
地域が一つになって障害を持つ方も持たない方も共に住みやすいまちづくりを心掛けていかなければなりませんね。
子どもたちを見ていて改めて実感しました。