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橋梁鳶のお仕事

橋梁鳶とは?

橋梁鳶(きょうりょうとび)とは、橋で作業する仕事に就いている人達です。橋だけでなく、高速道路の建設も橋梁鳶が関わっています。
作業する場所にもよりますが、時にはかなり高い所で作業する場合もあります。命綱などを着けて安全に配慮はしているものの、実質的には身一つ。時には100m越えの場所で作業することになるので、かなり命がけ。ビルに例えたら15建て相当の高さになります。高所恐怖症の人には、絶対に向かない仕事です。

仕事内容

「鳶」と一言言っても色々あります。大半以上の鳶は、上に伸びる建物を作るのが仕事です。街中で見かけるのは、ビルを建てる「鉄骨鳶」でしょう。鉄骨とボルトを使って骨組み部分を組み立てて、工事をサポート。「足場鳶」は、家やマンションの外壁工事に使う足場を手がけています。
ただ橋梁鳶の場合は、上に伸びる建物ではなく横に伸びる建物がメインです。橋や高速道路は、その辺にあるものではありません。神奈川の橋梁鳶で働いたとしても、場合によっては県外になるのも珍しくないのです。

橋梁鳶の服装

ちなみに橋梁鳶であっても、服装はニッカポッカです。だぶだぶとした形をしたズボンとなっており、鳶職に就いている方であればほぼ全員着用しているでしょう。
ニッカポッカを利用する理由位は、高所の作業に最適な服装だからです。時には無理な姿勢で作業をする場合もある鳶職。しかし一般的なズボンになると、無理な姿勢での作業は難しくなります。下手をしたら命に関わるので、却って危険です。でもニッカポッカであれば、無理な姿勢を取ったとしても苦痛には感じないでしょう。万が一足場に足がひっかかったとしても、被害を最小限に食い止めることはできます。

橋梁鳶に向いている人

橋梁鳶に向いている人は、先程も少し触れましたが「高所恐怖症ではない人」です。横に伸びる仕事がメインとはいえども、作業は高所。高い所に登ると青ざめる人は、控えた方が賢明です。
働くのに特に資格は必要ありませんが、法律では18歳以上でなければならないと決められています。