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多様性生む「就労継続支援」、舘林にもあり

2021年は東京五輪・パラリンピックが1年遅れで開催され、新型コロナウイルス拡大の懸念もある中、競技は盛り上がりました。今回のテーマは「多様性と調和」でした。つまり、人種や性別、障害の有無による差に理解を示し、乗り越えることがテーマだったのです。
こうした世界的イベントが開催された今だからこそ、理想として頭にしまっておくだけでなく、自分の周囲の状況を把握したいものです。ここでは「就労継続支援A型」の事業所を例に、障害者の就労支援の取り組みを紹介したいと思います。

「A型」と「B型」

そもそも「就労継続支援A型」とは障害や難病のある人と雇用契約を結び、職場として働いてもらう福祉サービスのことです。ここで「A型」というのは、雇用される人(被雇用者)が一般企業で働くのが難しいものの、一定の支援があれば継続して働ける人を対象にしています。例えば、喫茶店のウエイター業務、パソコンのデータ入力などの業務内容が考えられます。被雇用者は事業所と雇用契約を結び、雇用者は原則として最低賃金以上の給料を支払わなければなりません。
一方で「B型」は障害や難病のある人のうち、年齢や体調などの面から、雇用契約を結んで働くことが困難な人を対象にしています。業務内容は軽作業などで、年齢制限はありません。障害や体調に合わせ、自分のペースで働けます。事業所との雇用契約を結ばないため、生産物に対する成果報酬は最低賃金を下回る可能性のある「工賃」が支払われます。

必要性高まり、支援の輪が広がる

さて、この就労継続支援A型事業所ですが、今や全国各地に存在し、実は群馬県館林市内にも就労継続支援A型事業所が複数あります。館林市は人口7万5000人程度の、地方都市としても決して大きくはない街です。そんな都市に、複数の事業所があるというのは、それだけ必要性が高まっていたり、支援の気概が広まっていたりする証しでもあるでしょう。