売り手市場の介護は誰でも働けるわけではない!
静岡で介護の職に就くには、どうすれば良いのでしょうか。静岡だけに限った話ではありませんが、就職が厳しい時代です。履歴書を送ったところで待ち受けているのは、不採用の通知。
そんな中でも売り手市場と噂されているのが、介護職です。どこの介護施設でも、逐一募集がかかっています。しかし売り手市場だからとはいえ、誰でも介護の仕事に就けるわけではないのです。
介護に向いていない人
例えば些細なことでイライラしていないでしょうか。レジの行列に並んでいて中々前に進まないことでイライラしていては、介護の仕事はやっていけません。そもそも介護を必要としている人は、他の人と比べると動作が遅いです。介護者の中には、介護そのものを拒む人もいます。介護がないと生活ができない状態であっても。
さらに介護者とのコミュニケーションも、絶対に欠かせません。介護者は介護に当たる人に対して、何を求めているのでしょうか。必ずしも、ハキハキわかりやすい言葉で伝えてくれる訳ではないのです。相手の気持ちをキャッチして行動に移せない人は、介護は厳しいかもしれません。
介護に向いている人
介護に向いている人は、思いやりがあることです。介護者の中には、自分とソリが合わない人も当然いらっしゃいます。日常生活ならば関わらないのにこしたことはありませんが、介護では許されない行為です。
介護者にはいろんな人がいます。厳しいことを述べますが、理不尽な要求を突きつけられることも珍しくはありません。重要なのは、介護者が何を求めているかです。介護者の様子を見て瞬時に察する能力も、介護には必要です。
最も重要な要素「思いやり」
資格取得に関しては、大きな問題ではありません。資格はないよりもあった方が良いのですが、資格だけで採用不採用が決まるわけではないのです。採用担当者が見ているのは人柄。
コミュニケーション能力に不安を抱えていても、人の話に耳を傾けてじっくり聞くことができれば介護職向きです。すぐにイライラする性格であっても、テキパキ動くことができれば重宝されるでしょう。