埼玉県三郷市は、近郊農業が盛んなエリアとして、様々な食材が生産されています。
しかし、ショッピングセンターなどの商業施設が強いイメージを持っているため、食材についてはいまいち知名度が低いのも事実です。
そこで今回は、農作物を中心に三郷市の食材について解説していきましょう。
三郷市には全国有数の生産量を誇る食材がある!
三郷市には全国有数の生産量を誇る食材があります。
それは、小松菜です。
三郷市で生産される小松菜は、毎年1,000トンを超えており、市町村別の生産量では常に全国のトップ10を維持しています。
小松菜は短期間での出荷が可能なところで、三郷市でも盛んに生産し、季節を問わず年中収穫できるように、種類を工夫したり、種まきの時期をコントロールしています。
カルシウムが豊富なだけでなく栄養価が高いので栄養面に優れていることから、東京などの大消費地に喜ばれ、多く出荷できるメリットもあります。
三郷市では特産品として学校給食の食材としても使用されている点も特徴といえるでしょう。
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また、市では小松菜のレシピも紹介しており、PR活動に努めている食材でもあります。
その他もある!三郷市の食材
小松菜が特産品として力を入れていることが多い三郷市ですが、野菜やくだものも食材として生産に力を入れています。
野菜では、年間を通じて生産がされており、冬場はブロッコリー、白菜、ねぎといった野菜が食材として知られています。
夏場はトマト、キュウリ、枝豆といった野菜も生産されているのが特徴です。
このほか東京に近いことからキノコやホウレンソウ、米といった食材も生産されています。
くだものの生産も盛んです。
特にいちごの生産が盛んで、埼玉県内でもトップクラスの生産を行っています。
シーズンにはいちご園でのいちご狩りが行われており、観光資源にもなる食材として注目されています。