坂出市は香川県の中央部にある都市で、瀬戸内海に面している地域です。本州四国連絡橋の四国における玄関口となっており、交通のアクセスも良いのが特徴です。そんな坂出市は多くの交通量があることから人の往来も激しく、様々なサービス業が発達しています。そのうちの一つに薬局があります。今回は坂出市の薬局について解説しましょう。
大手の調剤薬局から小規模な薬局が展開している坂出市
坂出市は人口こそ、他の県の5万人程度の都市と人口面では同規模です。ただ、四国の玄関口という背景から、本州で展開している多くの調剤薬局グループが進出している地域であり、中国地方の調剤薬局グループや全国展開している調剤薬局グループが出展しています。また、地方都市で頑張っている個人経営の調剤薬局も多く、同規模の都市に比べてバラエティに富んだ薬局の経営母体が存在しています。
そもそも薬局とは?
薬局は、薬剤師が調剤を行い販売や授与する施設を言います。既製の医薬品や日用品などの販売を行っているケースも見られます。一般的にドラッグストアと混同されることもありますが、ドラッグストアの場合は、多くのケースで薬剤師が在籍していないので医薬品については既製の医薬品のみの販売になることがほとんどです。また、既成の医薬品の中でも第一類の医薬品は取り扱うことができません。そのため、医薬品以外にも様々な商品を販売していることが基本的なドラッグストアのスタイルです。
薬局に必ずある施設
薬局に必ずある施設は調剤室です。この場所は薬剤師が常駐して医薬品の調剤を行うための専用の施設になっています。この薬局に関するルールは、薬局等構造設備規則と呼ばれる規則で詳細に定められており、この基準に沿って薬局を開設する必要があります。もし、薬剤師が常駐する薬局を開設する場合は、この規則を十分に理解し、規制に沿った薬局を解説することが重要です。もし、規則に合わない施設にしてしまうと、薬局としての認可が行政からおりません。