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放課後等デイサービスの利用は18歳まで…18歳を過ぎたら?

放課後等デイサービスの利用は18歳まで

草加市の放課後等デイサービスを利用できるのは、18歳までとなっています。高校を卒業する年齢になると、卒業をしなければいけません。しかし支援は、18歳以上になってからも必要です。誰もかれも18歳になれば支援を受けなくても、自立できる訳ではないのです。
そこで注目したいのが、特例です。原則は18歳で卒業となりますが、特例が適用となったら20歳まで放課後等デイサービスの利用は可能となります。子供が施設に通っているのなら、年齢だけはどうしても避けられない問題です。


18歳まで支援が受けられない理由は?

放課後等デイサービスは、児童福祉法に則って運営されています。児童福祉法は、子供達が健やかに過ごせるためにできた法律のこと。事情を抱えている子供を対象に、法律をもってカバーするために作られました。
法律でカバーできる年齢こそが、0歳から18歳まで。つまり18歳以上は児童福祉法の対象外となるため、施設を卒業しなければならなくなります。4月に18歳の誕生日を迎えた場合、高校に通っている身であっても施設を出なければいけません。あまりにも理不尽です。

・特例がある
そこで特例です。高校や大学に通っている場合、18歳以上になっていても放課後等デイサービスの利用は可能。留年などの理由で1年多く高校に通っていた場合、特例が認められる可能性はかなり高いです。
ただし19歳になって初めて放課後等デイサービスを利用するというのは、できません。遅く見積もっても17歳から放課後等デイサービスを利用するのが、絶対条件となるのです。

高校を卒業した後は

ただどういう形であれ、高校を卒業したら放課後等デイサービスも卒業となります。学校を卒業しても支援が必要な場合、生活介護支援か地域生活支援等を受けることになるでしょう。
生活介護支援は、生活に関するありとあらゆる支援が受けられます。入浴や食事の介護や、家事の支援。相談や助言も受けることができるでしょう。利用者の状態に合わせた生活支援や、意思疎通が難しい方であればコミュニケーションの支援も受けることができるでしょう。