横浜は人口だけ見れば、単独の市だけで大阪市や名古屋市よりも多いエリアです。そのため、高齢者や障がい者の人数も比例して多く、その数は全国でも東京23区に次ぐ規模といっても支障ありません。そんな状況の横浜市の介護の一翼をになっているのが訪問介護です。今回は横浜市は訪問介護を受けやすい地域なのかといった疑問やホームヘルプサービスとの違いについて解説します。
横浜は訪問介護を受けやすい地域?
結論を言えば、横浜は訪問介護を受けやすい地域です。その理由として提供しているところが多い、従事者が多い、古くから類似のサービスを提供してきたといった点が挙げられます。まず、そもそも事業所がとても多く、高齢者人口をカバーできるだけの事業所があります。さらに地方では深刻な介護のなり手不足も横浜の場合、比較的影響が少ない状況です。このように人も施設も一定水準のレベルにあるため受けやすい地域といえるでしょう。また、昭和50年代から組織的に訪問介護を実施してきた地域でもあり、ノウハウの蓄積もあります。これらの理由から横浜は全国でも訪問介護を受けやすい地域といえるのではないでしょうか。
ホームヘルプサービスと訪問介護に違いはある?
結論をいえば、ホームヘルプサービスも訪問介護も同じものです。ともに日常的に介護が必要な肩を対象にしている方が自宅で安心して暮らしていけるように、直接介護を行うホームヘルパーが訪問して身体介護や生活援助サービスを提供しています。
訪問介護の2本柱!身体介護と生活援助(家事援助)
訪問介護では具体的に身体介護と生活援助を柱にサービスを提供しています。まず身体介護は食事の介助や排泄介助、入浴介助といった直接介護がメインです。これを目的に利用してる方がほとんどといえるでしょう。次に生活援助は調理、洗濯、掃除、そして買い物です。ただし、掃除に関しては居室や利用者が直接利用する場所のみとなっており、それ以外は介護サービス外である点に注意しましょう。