一年にわたるコロナ禍。
「ステイホーム」「リモートワーク」と生活様式が一変した方も多いでしょう。
住まいに関する考え方も変わってきて、東京・大阪など首都圏における不動産売買の状況にも変化がみられるようです。
都心に住む必要性
住まいを選ぶとき、通勤時間や利便性を最優先で考える方が多かったと思います。
特に一人暮らしだと、通勤に便利な都心のワンルームを希望する方も多く、不動産投資家にも人気でした。
それもコロナ禍で少しずつ変化がみられるようになってきました。
リモートワークが推奨され、通勤の必要性がなくなったからです。
リモートワークも一時のことかと思っていましたが、実際に始まってみると、出社しなくてもさほど支障は出ず、時間を有効活用できて、職種によってはリモートの方が効率的なことが分かってきたのです。
そしてあえて都心に住む必要性もなくなってきたのです。
地方移住を考える人が増えてきた
感染症のリスクは人口密度の高い都心ほど高くなります。
今回の新型コロナも東京・大阪などを中心とした首都圏で多く発生しています。
リモートワークで場所を選ぶ必要がなくなった時、地方への移住を考える人が増えてきました。
今後は住まいを選ぶとき、「充実したプライベートを過ごせる場所」が最優先になるのかもしれませんね。
